2017年12月12日放送の【名医とつながる!たけしの家庭の医学】冬の不調を解消するSPで
冬になると悪化する膝痛、痛みを改善するスーパー食材を紹介していた。
膝痛は長年にわたって負担を掛けてきた膝関節のクッション「軟骨」が削れた結果、炎症物質が発生する事で起きている。
なぜ冬になると悪化するのか、冬の寒さで膝周りの血管が縮み血行不良の状態になる。
すると、血液の流れが悪くなるために炎症物質が膝に停滞し、いつもより余計に膝の痛みを感じてしまうという。
その膝痛を改善でき、また膝痛は出ていない人でも予防できるという【スーパー食材】について書いてみようと思います。
膝痛解消のスーパー食材とは
膝の痛みを改善し、軟骨を若々しく保ち、膝痛の予防にもなる【スーパー食材】とは?
ヨーロッパでは関節症の治療薬として使われていて、女性に人気のある食材と番組では紹介されていました。
そのスーパー食材とは、タイトルにもあるように【アボカド】なんですねぇ
2016年にポーランドで発表された研究では、膝の痛みを抱える患者4822人に、アボカドの成分を毎日摂取してもらったところ、
なんと86%もの人の膝の痛みが軽減され、日常生活での苦痛や不自由さがなくなったという。
アボカドの成分が関節に効く
アボカドが膝痛に効くのは、アボカドの中にある成分ASU(アボカド大豆不けん下物)が含まれているからです。
ASUは、軟骨が溶けるのを防ぎ、傷ついた軟骨を修復することを助ける働きがあると言われています。
また軟骨を壊す成分を作らせない働きがあるので、膝痛の軽減動きが良くなるなど、膝痛の改善を確認する事が出来ます。
その他に期待される効果
アボカドはビタミンEを筆頭としたビタミン類や、カリウム・マグネシウムなどのミネラル類を含み、食物繊維も豊富です。 果物・野菜類の中で圧倒的に脂質が多いですが、不飽和脂肪酸を多く含むためコレステロールや肥満の心配が少ないのも特徴と言えるでしょう栄養補給・強壮や健康維持に非常に有用です。
引用:Slow Beauty
- アンチエイジング
- 生活習慣病(むくみや血行不良、冷え症など)
- 美肌保持
- ダイエットサポート
どのようなレシピでどの位食べると効果があるのか?
番組で、千葉大学東千葉メディカルセンター特任講師・整形外科副部長の中嶋隆行先生によると
まだアボカドに換算した量ははっきりとわかっていないという事で
番組でアボカドを良く食べるというメキシコ人を探して調査していました。
50~60代のメキシコ人の男女を調査してみると、実年齢に対して膝の若さに驚きます。
実年齢に対して、膝が20代後半~40代と若いんですよ。ビックリ!!!
では、どのくらい食べれば若い膝を維持できるのか
若い膝を持つメキシコ人が普段食べる量と頻度を調査したところ
平均して、週に3.5個のアボカドを食べ続ける事で若い膝と膝痛に効果ができる可能性があると出ました。
週3.5個のアボカドが効果的
では、どのようなレシピが効果が一番よく出るのか?
番組で中嶋先生はサラダ油(大豆油)やマヨネーズと一緒に食べると効果的だとおっしゃっていました。
油で炒めたり、揚げたり、同じく抗酸化作用のあるオリーブオイルに和えたり
膝の軟骨にいいということは、股関節の軟骨にもいいという事。
軟骨にもよく、血行を良くし冷え性にもいいのであれば、アボカドで冬の寒さからくる痛みを改善できるのではないでしょうか?
ビタミンEを多く含むので、アンチエイジングにも効果的ですしね。
いいことづくめのアボカド、私も大好きです。